三菱UFJ銀行の窃盗事件、被害拡大の行方は
1. 三菱UFJ銀行で貸金庫からの窃盗事件が発生。
2. 半沢頭取ら役員の報酬が減額される。
3. 被害者数と被害総額が増加中。
三菱UFJ銀行の貸金庫から顧客の金品が盗まれる事件が発生しました。同行は、半沢淳一頭取を含む役員5人の報酬を減額する処分を発表しました。半沢氏は3カ月間、月額報酬を30%減額されます。
被害を受けた顧客は約60人から約70人に増え、被害総額は約14億円に達しています。役員処分として、堀直樹会長とリテール・デジタル部門長の山本忠司常務執行役員も同様に報酬が30%減額されます。副責任者の山田直人常務執行役員と北村慎常務執行役員は20%減額されます。
被害者への補償は進行中で、10日時点で約7億円が補償されています。