トランプ大統領の発言はジェンダー平等にどう影響するのか
1. トランプ大統領が性別を男性と女性だけと発言。
2. DEI政策の終結を宣言し、企業も追随。
3. 性的少数者の権利擁護が逆行する可能性。
トランプ米大統領は就任演説で、米国政府が認める性別を「男性と女性だけ」とし、多様性・公平性・包括性(DEI)に関する政策を終わらせると宣言しました。この発言により、米国内外でLGBTQなど性的少数者の権利擁護の流れが逆行する可能性があります。
追手門学院大の三成美保教授は、ジェンダー平等推進の流れは長期的には進むとしつつも、今後4年間は逆行する可能性があると懸念を示しています。実際、米国のマクドナルドは多様性確保に向けた目標を廃止すると表明し、大手企業でこうした動きが広がっています。