知的障害を持つ18歳が野球独立リーグに挑戦!その情熱と夢に迫る。

知的障害を持つ18歳が野球独立リーグに挑戦!その情熱と夢に迫る。

※記事の画像はイメージです

工藤琉人さんの挑戦は成功するのか
1. 工藤琉人さんが独立リーグと契約を結ぶ。
2. 特別支援学校からの進出は異例。
3. 高校最後の夏に活躍し、入団が決定。

工藤琉人さんは、北海道フロンティアリーグの「KAMIKAWA・士別サムライブレイズ」と2025年シーズンの選手契約を結びました。彼は日本体育大付属高等支援学校の3年生で、特別支援学校から独立リーグに進むのは非常に珍しいケースです。工藤さんは、野球を続けることを強く望んでおり、「諦めない人だけが野球選手になれる」との思いを持っています。

北海道厚岸町出身の工藤さんは軽度の知的障害を持ち、全寮制の高等支援学校に進学しました。中学時代には地域の選抜チームに選ばれるなどの実績を積んでいましたが、支援学校には野球部がなく、実戦的な練習ができませんでした。それでも、素振りやシャドーピッチングを続け、野球への情熱を絶やしませんでした。

2024年8月、彼は全国の高校3年生が個人で出場する大会に参加し、7試合で打率2割7分8厘、長打率5割、5打点を記録しました。この活躍が士別サムライブレイズの関係者の目に留まり、入団が決まりました。球団代表の菅原大介さんは、工藤さんのプレー中の輝きを評価し、彼が多くの応援を受けるだろうと期待しています。
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