公明党の迷走、連立への影響は
1. 公明党は自民党旧安倍派の参考人招致に迷走。
2. 自民との距離感に苦悩し、退席を選択。
3. 連立への影響を最小限にするための決断。
公明党は、自民党旧安倍派の会計責任者の衆院予算委員会への参考人招致を巡り、対応が迷走しました。当初は招致に賛成する考えを示していましたが、最終的には退席を選択しました。これは、夏の東京都議選や参院選を見据え、自民党との距離感に苦悩した結果です。
公明党の西田幹事長は、退席の判断について「『応じない』と言う民間人を数の力で招致することは反対だ」と説明しましたが、態度は二転三転しました。自民党との連立を維持しつつ、政治とカネの問題で自民党と同一視されるのを避ける狙いがあったとみられます。しかし、自民党側からの反発を受け、最終的に退席を決めました。
日本維新の会の吉村代表は、「自民と有権者の両方にいい顔をしようとした」と皮肉りました。