強い冬型の気圧配置で大雪の影響はどうなるのか
1. 気象庁は強い冬型の気圧配置に注意を呼びかけ。
2. 大雪による交通障害やなだれに注意が必要。
3. 不要不急の外出を控えるよう呼びかけ。
気象庁は3日午後2時、緊急会見を行い、4日からの強い冬型の気圧配置について解説し、注意を呼びかけました。日本付近には強い寒気が流れ込み、北日本から西日本にかけての地域では、4日から日本海側を中心に山地・平地共に大雪となり、強い冬型の気圧配置は数日続くとしています。平地でも大雪となるおそれがあり、交通障害やなだれに注意が必要です。冬型の気圧配置や寒気の南下が予想より強まった場合、警報級の大雪となる可能性があります。
気象庁の資料によれば、大雪の警報級となる可能性が高い期間は、北海道では3日午後6時頃から4日の深夜にかけて、東北地方は5日、北陸地方は5日から6日にかけて、東海地方は5日とされています。また、その他の地域でも4日から6日頃にかけて大雪の警報級となる可能性が高いとしています。
大雪の影響で車両の立ち往生、道路の通行止め、公共交通機関の大幅な遅延や運休が発生するおそれがあるため、気象庁はテレワークの活用などを含め、不要不急の外出を控えるよう呼び掛けています。幹線道路上での大規模車両滞留を回避するため、予防的通行止めを行うことがあり、その際には高速道路と直轄国道が同時に通行止めになることもあるとしています。