日産とホンダの経営統合はなぜ破談に終わったのか
1. 日産とホンダの経営統合協議が破談。
2. ホンダの子会社化提案に日産が反発。
3. 経営再建条件で統合が進まず。
日産とホンダの経営統合協議は、ホンダが日産を子会社化する提案を行ったことで破談に至りました。日産側は経営の自主性が失われることに反発し、協議は打ち切られることになりました。
両社は昨年12月に持ち株会社を設立し、経営統合を進める予定でしたが、日産の経営再建が条件とされていました。日産は業績悪化により生産能力削減や人員削減を進めていましたが、改革は進まず、統合比率をめぐる議論もまとまりませんでした。