北川さんは息子の失語症とどう向き合うのか
1. 北川さんは自身と息子の失語症と向き合う。
2. 息子の性格変化により日常生活が困難に。
3. 支援者養成講座を受講し、息子の自立を支援。
北川千恵美さんは、自身の高次脳機能障害と息子の失語症に向き合いながら生活しています。彼女は31歳の時に交通事故で脳を損傷し、記憶障害や多弁などの症状を抱えています。
息子の祐也さんも脳梗塞により失語症を発症し、言葉の理解や書くことが困難になりました。祐也さんの性格が攻撃的になり、北川さんは度々パニックに陥ることもありました。
彼女は息子を理解し、生活を改善するために失語症者向けの支援者養成講座を受講し、支援者として登録されました。日常生活では祐也さんのリハビリを兼ねて、買い物や自炊を任せるなどの工夫をしています。
祐也さんは徐々に自立し、就労継続支援B型事業所に通うようになりましたが、日常的な衝突は続いています。北川さんは支援がない中で工夫を重ね、息子との生活を支えています。