中国が日米声明に対し、強烈な不満を表明。国際関係に新たな波紋が広がる。

中国が日米声明に対し、強烈な不満を表明。国際関係に新たな波紋が広がる。

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日米の声明に中国はどう反応したのか
1. 中国外務省が日米首脳会談の声明に抗議。
2. 東シナ海や台湾問題で日米連携をけん制。
3. 台湾問題で「一つの中国」原則を強調。

中国外務省は、日米首脳会談の共同声明に対し、劉勁松アジア局長が在中国日本大使館の横地晃公使を呼び、厳重に抗議しました。

声明では、東シナ海や南シナ海、台湾問題での日米の連携強化がけん制され、中国はこれに対し「否定的な言動」に重大な関心と強烈な不満を表明しました。日本側は東シナ海問題などの懸案について改めて申し入れを行いました。

声明では、中国を名指しして軍事的活動に反対を表明し、台湾問題でも一方的な現状変更の試みに反対する姿勢を示しました。

中国外務省の郭嘉昆副報道局長は、台湾は中国の核心的利益であり、外部の干渉を受け入れないと強調し、台湾の国際機関への参加に反対しました。
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