閉鎖病棟に隠された男、殺人隠蔽の真相とは?

閉鎖病棟に隠された男、殺人隠蔽の真相とは?

※記事の画像はイメージです

医療保護入院は事件隠蔽の手段となるのか
1. 理事長と医師が殺人事件を隠蔽した疑いで逮捕。
2. 受刑者を医療保護入院させて事件を隠蔽。
3. 捜査当局は共謀の可能性を調査中。

八戸市のみちのく記念病院の理事長と医師が、殺人事件を隠蔽したとして逮捕されました。事件は、病院に入院していた男が同じ病室の男性を歯ブラシで刺して殺害したものです。

理事長の石山隆容疑者と医師の石山哲容疑者が、事件後に受刑者の男を閉鎖病棟に医療保護入院させたことが新たに判明しました。医療保護入院は、家族がいない精神障害者を本人の同意なしに入院させる制度です。

捜査当局は、石山哲容疑者が理事長と共謀し、事件の発覚を免れるために受刑者を隠した可能性があるとみて捜査を進めています。
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