木村被告の動機は何だったのか
1. 木村被告は岸田前首相を狙ったが殺意を否認。
2. 和歌山地裁は未必の殺意があったと判断。
3. 懲役10年の判決が言い渡された。
木村隆二被告は、和歌山市の衆議院補欠選挙の演説会場で爆発物を投げ込み、岸田前首相らを殺害しようとした罪などで起訴されました。和歌山地方裁判所は、木村被告に懲役10年の判決を言い渡しました。
裁判では、木村被告が殺意を否認していましたが、地裁は「未必の殺意」があったと判断しました。木村被告は、選挙制度に不満を持ち、世間の注目を集めたかったと動機を説明しましたが、検察側は非常に危険な犯行であるとし、懲役15年を求刑していました。