東京女子医大の元理事長が起訴され、注目が集まる。

東京女子医大の元理事長が起訴され、注目が集まる。

※記事の画像はイメージです

女子医大の「女帝」岩本絹子容疑者の背任事件とは
1. 岩本絹子容疑者が背任容疑で起訴された。
2. 架空の建築アドバイザー費用で約3億円の損害。
3. 女子医大内部に「膿」が残り、真相解明が進まない。

東京女子医科大学の元理事長である岩本絹子容疑者が、背任容疑で起訴されました。彼女は、2つの教育棟と附属病院の建設において、架空の建築アドバイザー費用を一級建築士に支払い、合計約3億円の損害を与えたとされています。

岩本容疑者は「女帝」として知られ、長年にわたり女子医大を支配してきた人物であり、大学資金の不正流用疑惑も報じられてきました。今回の起訴により、女子医大内部では依然として「膿」が残っているとされ、労働組合の顧問である大竹寿幸弁護士は、大学側がスラップ訴訟を継続して争う姿勢を示していることに対し、真相解明に背を向けていると批判しています。

週刊文春電子版では、岩本容疑者による「疑惑のカネ」の全容や、女子医大内部に残る「秘密警察」の実態、診療体制の再構築に向けた動きなどが詳しく報じられています。
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