高額療養費制度の利用者負担引き上げは必要か
1. 石破首相は高額療養費制度の利用者負担引き上げを維持。
2. 長期治療者の負担は据え置く方針を一部修正。
3. 鈴木法相の菓子配布問題で厳重注意を行った。
石破茂首相は、衆院予算委員会で高額療養費制度の利用者負担を引き上げる方針を維持する考えを示しました。制度の持続性を考慮し、長期治療を受けた人の負担は据え置く方針に一部修正しました。
高額な治療薬による医療費の急増が背景にあり、保険財政の観点から制度の維持が必要と説明しました。
また、鈴木馨祐法相が法務省職員に菓子を配った問題について、立憲民主党の小川淳也幹事長からの更迭要求に対し、首相は厳重注意を行い、今後の再発防止を誓いましたが、更迭は否定しました。