年収103万円の壁引き上げ、妥協しない姿勢はどうなる
1. 榛葉幹事長は年収103万円の壁引き上げに妥協しないと述べた。
2. 3党の合意文書に基づき、年収178万円を目指すが意見が対立。
3. 維新との交渉戦略に対し、榛葉氏は焦らしに屈しないと強調。
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は、千葉市での演説で、所得税がかかり始める「年収103万円の壁」の引き上げをめぐる3党協議における与党側の対応に対し、妥協しない姿勢を示しました。
自民・公明・国民民主3党の幹事長は、2024年12月に「103万円の壁」を国民民主党が主張する178万円に引き上げる合意文書を交わしましたが、その後、引き上げ額や所得制限をめぐって意見が対立しています。
榛葉氏は、合意が2カ月間放置されていることを批判し、維新との協議が国民民主党を焦らせる戦略であると指摘しました。それでも、榛葉氏は妥協しない姿勢を貫き、自民党の森山幹事長と公明党の西田幹事長を信じて交渉を続ける意向を示しました。