ガザの未来予想図に住民の怒りが爆発！その背景とは？

1. トランプ氏がAIで作られたガザの動画を投稿。
2. ガザ住民から怒りの声が上がる。
3. トランプ氏はガザのリゾート開発構想を表明。

トランプ米大統領は、AIを用いて制作されたガザ地区の将来像を描く動画をSNSに投稿しました。この動画には、海浜リゾートに黄金色のタワーがそびえ、トランプ氏とイスラエルのネタニヤフ首相が余暇を楽しむ様子が描かれています。

しかし、ガザではイスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘による人道危機が続いており、動画を見た地元住民からは怒りの声が上がっています。動画には「ガザ2025」「次はどうなる？」とのタイトルが付けられ、トランプ氏の顔を模した金色の風船を持った子供や踊り子、イーロン・マスク氏などが登場します。

ガザ住民のムハンマド・ハッサンさんは「ガザは私たちの土地だ」と憤り、イマド・ムハンマドさんは「我々はオリーブの木のようにここに残る」と訴えました。

トランプ氏はガザの住民をアラブ諸国に移住させ、米国がガザを所有してリゾート開発する構想を表明していますが、ガザではこれまでに多くの人が死亡し、住民の大半が避難生活を続けています。