トランプ大統領の関税政策、中国との対話は可能か
1. トランプ大統領が中国への関税を10%上乗せ表明。
2. 中国政府は責任転嫁と強く反発。
3. 中国は対話を求め、報復措置を警告。
アメリカのトランプ大統領は、合成麻薬「フェンタニル」の流入を理由に、中国に対して追加関税を10%上乗せすることを表明しました。
これに対し、中国政府は「責任転嫁だ」と強く反発し、アメリカ側の行動を非難しました。中国商務省は、麻薬禁止に関して世界で最も厳しい政策を実施していると主張し、アメリカが客観的事実を無視していると批判しました。
また、中国はアメリカに対し、平等な対話を通じて問題を解決するよう求める一方で、アメリカが一方的に行動を続けるならば、あらゆる報復措置を講じると警告しました。
中国では、来月5日から全人代が開かれ、トランプ政権への対応が主要な課題となる見込みです。