日本人男性はなぜミャンマーで保護されたのか
1. ミャンマー東部で日本人男性が保護された。
2. 男性は詐欺に関与し、日本に帰りたくないと話す。
3. BGFが日本側の依頼で捜索し、送還予定。
タイ北西部メソトから見えるミャンマー東部の詐欺拠点「シュエココ」で、少数民族武装勢力が日本人男性を保護しました。この男性は北海道警から窃盗容疑で逮捕状が出ており、36歳で「日本に帰りたくない」と話しています。
保護したのは「国境警備隊(BGF)」で、26日夜に発見されました。日本側からの捜索依頼を受けており、日本に送還する方針です。男性は約4カ月前からミャンマーに入り、詐欺に関与していたとみられ、シュエココで身を隠していたと説明されています。
BGFは2月に詐欺拠点を捜索中、多数の外国人が逃走したと述べ、約20人の日本人も所在不明とされています。少数民族勢力はタイ当局の促しで捜索を本格化し、BGFが約7千人、別の勢力が約600人を保護しています。