政府備蓄米の放出でコメ価格はどう変わるのか
1. 政府備蓄米15万トンの初回入札を実施。
2. コメ価格の値下がりが焦点。
3. 41品種の備蓄米を放出予定。
農林水産省は、政府備蓄米の初回入札を10月10日から12日にかけて実施し、15万トンを放出することを発表しました。これにより、コメ価格の高騰を抑えることが期待されています。
放出される備蓄米は、コシヒカリやあきたこまち、ひとめぼれなど41品種に及び、3月下旬にはスーパーの店頭に並ぶ見通しです。集荷業者は販売数量や金額を報告し、卸売業者は速やかに精米して店頭に並べることが求められています。
放出した備蓄米は原則1年以内に買い戻すことが条件ですが、流通状況が改善しない場合は延長される可能性があります。農水省は、計21万トンの放出を決定しており、追加の6万トンについては流通状況を見て判断する予定です。