被災地の光景を胸に刻む今江敏晃さん、その思いとは？

1. 今江敏晃さんは震災後も福島で野球支援を続ける。
2. いわき市との交流は13年続き、第二の故郷と感じる。
3. 子どもたちに震災の記憶を伝え続けることが重要。

今江敏晃さんは、東日本大震災が発生した2011年から福島県いわき市の子どもたちと交流を続けている。彼はロッテ時代から始めた野球を通じた復興支援活動を、楽天に移籍しても継続し、野球教室や小中学校訪問を通じて地域とのつながりを深めてきた。

震災から14年が経過し、昨年10月に監督を退任した今江さんは、プロ野球のユニホームを脱いで初めて迎える3月11日を前に、自身の新たな挑戦を子どもたちに見せていく決意を語った。いわき市との交流は13年続き、今江さんにとって第二の故郷のような存在となっている。

彼は、震災を知らない子どもたちに震災の記憶を伝え続けることの重要性を感じており、訪問を続けることで見えてくるものがあると考えている。2020年には、磐城高校が21世紀枠で甲子園に出場し、今江さんが交流していた子どもたちの成長を喜んでいる。