グリ下に「塀」設置計画、地域で賛否両論の声が広がる。

グリ下に「塀」設置計画、地域で賛否両論の声が広がる。

※記事の画像はイメージです

万能塀設置で若者の居場所はどうなるのか
1. 大阪市は戎橋下に万能塀を設置し、滞在を制限する。
2. 若者の孤独感を懸念する声がNPOから上がっている。
3. 市は若者支援策を進め、宿泊施設を提供する。

大阪市は、2025年の大阪・関西万博に向けて、観光スポットの環境改善を図るため、グリコ看板近くの戎橋下に「万能塀」を設置する計画を進めています。この塀は、座り込みやごみのポイ捨てを防ぎ、若者が長時間滞在しにくくすることを目的としています。

しかし、NPO法人「D×P」などからは、居場所のない若者が排除されていると感じる可能性があるとの懸念が示されています。市は、若者支援策として一時的な宿泊施設を提供し、柔軟な対応を進めています。

横山英幸市長は、若者の根本的な問題解決に向けて、行政全体で対応する意向を示しています。
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