震災が防災「NERV」社の未来を大きく変えた、その真相とは?

震災が防災「NERV」社の未来を大きく変えた、その真相とは?

※記事の画像はイメージです

特務機関NERVはどのようにして防災情報の最前線に立ったのか
1. 特務機関NERVは防災情報を最速で発信するSNSアカウント。
2. 石森大貴さんが大学生時代に立ち上げた。
3. 東日本大震災が活動の転機となった。

防災情報アプリ「特務機関NERV防災」は、エヴァンゲリオンシリーズに登場する組織名を冠し、国内最速で防災情報を発信するSNSアカウントとして知られています。このアカウントは、石森大貴さんが大学生時代に立ち上げたもので、当初は無許可のファン活動として始まりました。

石森さんは、エヴァンゲリオンに強い影響を受け、大学在学中に起業し、社名を「ゲヒルン」と名付けました。2011年の東日本大震災が発生した際、石森さんは故郷の宮城県石巻市の情報を集め、ブログにまとめることで被災者を支援しました。この経験が、特務機関NERVの活動を本格化させるきっかけとなりました。

震災後、計画停電が実施される中、石森さんはエヴァンゲリオンの「ヤシマ作戦」に例えて協力を呼びかけ、多くの賛同を得ました。現在、特務機関NERVは気象庁も認める社会インフラの一部として機能しています。
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