首相の政策転換、国民の理解は得られるのか
1. 小林鷹之氏が首相の政策決定に苦言を呈した。
2. 首相は高額療養費制度の方針転換を説明した。
3. 小林氏は参院選に向けた具体策の欠如を指摘した。
自民党の小林鷹之元経済安全保障担当相は、石破茂首相が医療費の支払いを抑える高額療養費制度の上限額引き上げを見送ったことについて、政策の意思決定が二転三転していると批判しました。
小林氏は、責任政党として政策をつくる際には丁寧なプロセスが必要であり、国民の理解を得るためにはそれが不可欠だと述べました。
首相は党大会で、方針転換について国民に理解を求め、信頼回復のために国民に最も近い自民党を目指すと語りました。
しかし、小林氏は首相の「楽しい日本」というキャッチフレーズに対し、具体的な道筋が感じられないと指摘し、夏の参院選に向けたメッセージが不足していると述べました。