万博の海外館建設、進捗わずか2割未満!今後の展開は?

万博の海外館建設、進捗わずか2割未満!今後の展開は?

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大阪・関西万博の準備は間に合うのか
1. 大阪・関西万博の開幕まで1カ月。準備が進行中。
2. 海外パビリオンの建設が遅れ、完了証明取得は2割弱。
3. 施設使用許可の申請が殺到する可能性があり、懸念が強まる。

大阪・関西万博の開幕まで1カ月を切り、会場ではシンボルとなる大屋根リングが完成し、海水も一部引き込まれました。海外パビリオンの準備が進む中、47カ国のうち完了証明を取得したのは2割弱にとどまっています。

施工業者との契約難航が原因で、開幕に間に合わない国が出る懸念が強まっています。日本国際博覧会協会は、今年1月中旬までに建設工事を完了し、完了証明の取得を求めていましたが、今月4日時点で取得したのは8カ国のみです。

展示品設置期限は今月13日を目指しており、各国は設置後に施設使用許可を得る必要がありますが、取得済みはゼロです。開幕までに申請が殺到した場合、手続きが追い付かない可能性があります。各国は業者選定に苦戦し、工程は大幅に遅れています。
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