首相が日米合同慰霊式に異例の出席、その背景とは？

1. 石破茂首相が硫黄島を訪問予定。
2. 日米合同慰霊式に出席する。
3. 戦後80年の節目に同盟関係を示す狙い。

石破茂首相は、太平洋戦争末期の激戦地である硫黄島を訪問する方向で調整中です。29日に行われる日米合同慰霊式に出席する予定で、首相の出席は異例とされています。

石破首相は、太平洋戦争の検証の必要性を主張しており、戦後80年の節目に強固な日米同盟関係を内外に示す狙いがあります。現職首相の硫黄島訪問は2013年の安倍晋三氏以来で、過去には菅直人氏や小泉純一郎氏も訪問しています。

慰霊式には中谷元・防衛相とヘグセス米国防長官の出席も検討されています。石破首相は自民党大会で歴史を謙虚に学び、日本の平和が尊い犠牲の上にあることを強調し、戦争の記憶と教訓を次世代に継承する重要性を訴えました。