首相側からの贈り物、全15議員が商品券を返却！その背景とは？

1. 石破茂首相が1期生議員に商品券を配布。
2. 商品券は首相の私費で、違法性の認識なし。
3. 野党は不透明な金品授受に反発の可能性。

石破茂首相が首相公邸で自民党の衆院1期生議員と会食を行い、その際に首相事務所が1期生側に1人当たり10万円相当の商品券を配布していたことが明らかになりました。

会食には15人の1期生議員が参加し、総額は百数十万円に上るとされています。首相周辺は、会食に手土産が必要だと考え、首相の私費から支出したと説明し、違法性の認識はなかったとしています。

しかし、政治資金規正法では個人が政治家の政治活動に関して寄付してはならないと定めており、配布の目的次第では法に抵触する可能性もあります。

自民党は過去に「政治とカネ」の問題で批判を受けており、今回の件も野党からの反発が予想され、首相の説明次第では政権運営に影響を及ぼす可能性があります。