トランプ大統領の関税政策、株価にどう影響するのか
1. トランプ大統領の高関税政策で株価が続落。
2. ダウ平均は4日間で2000ドル近く下落。
3. 米欧の貿易戦争懸念で投資家心理が悪化。
ニューヨーク株式市場は、トランプ大統領の高関税政策による貿易摩擦の懸念から、4日連続で株価が下落しました。ダウ工業株30種平均は前日比537.36ドル安の4万0813.57ドルで終了し、4日間の下げ幅は2000ドルに迫りました。
トランプ氏は欧州連合産のワインやシャンパンに200%の関税を課す可能性を示唆し、米欧間の貿易戦争の不安が高まりました。さらに、米政府のつなぎ予算の失効が迫り、政府機関の一部閉鎖の恐れも相場を下押ししました。
ダウ平均は約半年ぶりの安値水準まで下落し、トランプ政権への期待を背景に上昇した分は帳消しとなりました。