中国・ロシア・イランの結束はアメリカにどう影響するのか
1. 中国・ロシア・イランがアメリカをけん制。
2. イランの核問題で3カ国が連携を確認。
3. 制裁圧力や武力威嚇をやめるべきと主張。
中国、ロシア、イランの3カ国は、イランの核問題に関する次官級協議を行い、アメリカをけん制しつつ、3カ国の連携を確認しました。
北京で発表された共同声明では、イランの核問題に関する「全ての違法な一方的制裁」を終わらせる必要性を強調し、イランが原子力を平和に利用する権利を尊重すべきだとしています。
また、アメリカのトランプ政権に対し、制裁の圧力や武力による威嚇をやめるべきだとけん制しました。
さらに、BRICSや上海協力機構といったアメリカが参加しない国際機構での連携を深めることでも合意しています。