公立高校の定員割れが進行中。教育現場に迫る危機とは?

公立高校の定員割れが進行中。教育現場に迫る危機とは?

※記事の画像はイメージです

高校再編で地域はどうなるのか
1. 鹿児島県で公立高校の定員割れが深刻化。
2. 全国で高校再編や活性化の動きが加速。
3. 地元では高校統廃合に対する反発が強い。

鹿児島県では公立高校の定員割れが深刻化しており、2025年度の予算案には県立高校の在り方を議論する検討委員会の設置が盛り込まれました。少子化や私立・通信制への流れが影響しており、充足率は76%にとどまっています。

全国的にも高校の再編や活性化の動きが進んでおり、富山県や高知県、熊本県では具体的な再編計画が進行中です。しかし、地元では高校がなくなることで地域が廃れるとの懸念が強く、反発も予想されます。

特に鹿児島では、適正規模を満たしていない学校が多く、統廃合の議論が必要とされています。地元の反発を受けながらも、教育委員会は10年先を見据えた施策を進める必要があります。
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