外国人による高額療養費の利用は意外にも少ない現状とは？

1. 国民民主党の玉木代表が高額療養費制度の見直しを主張。
2. 外国人の制度利用は全体の1.15%と限定的。
3. 専門家は特別な事例に基づく論理の飛躍と指摘。

国民民主党の玉木雄一郎代表は、高額療養費制度の見直しを訴えています。彼は、外国人が短期間の滞在で高額な医療費を受けられる現行制度を問題視し、見直しが必要だと主張しています。

しかし、専門家からは、特別な事例に基づく論理の飛躍であるとの指摘もあります。政府は、国内に住所がある人に国民健康保険への加入を義務づけており、外国人も条件を満たせば制度を利用できます。実際には、外国人による制度利用は全体の1.15%と限定的です。

厚生労働省は不適正利用を防ぐための通知制度を設けていますが、重大な問題は確認されていません。専門家は、外国人の給付削減が現役世代の負担軽減に繋がるわけではないと指摘し、論理の飛躍を警告しています。