地価上昇の背景には何があるのか
1. 全国平均地価は4年連続で上昇し、2.7%増加。
2. 住宅地は低金利とリゾート需要で2.1%増。
3. 商業地はインバウンド増加で3.9%上昇。
国土交通省は2025年の公示地価を発表し、全国平均は前年より2.7%増加しました。これは4年連続の上昇で、バブル期以来の最大の増加幅です。
住宅地は低金利とリゾート地需要の拡大で2.1%増加し、商業地はインバウンドの増加や半導体メーカーの進出で3.9%上昇しました。
三大都市圏では4年連続で地価が上昇しましたが、名古屋圏のみ増加幅が縮小しました。都道府県別では、滋賀県や山形県などが上昇に転じました。
新型コロナウイルスの影響はほぼ解消され、全国で地価が最も高かったのは東京都中央区銀座の商業地でした。