戦争記録の削除は正当化されるのか
1. 米国防総省が硫黄島の写真を削除した。
2. DEI重視政策で写真が削除された。
3. 戦争記録の消去が再び問題化している。
1945年2月、硫黄島で星条旗を掲揚する瞬間を捉えた歴史的な写真が、米国防総省のウェブサイトから削除された。この写真には米先住民の海兵隊員が写っており、多様性・公平性・包括性(DEI)重視の観点から削除されたとみられる。
また、広島に原爆を投下したB29爆撃機エノラ・ゲイも削除候補に挙げられている。これらの動きは、戦争の重要な記録が消去されることへの懸念を再び呼び起こしている。
トランプ政権下では、黒人の軍トップの解任やトランスジェンダー兵士の除隊方針が示されており、DEI重視政策の取りやめが進行中である。