中国が水産物輸入再開の時期を示さず、業界に不安が広がる。

中国が水産物輸入再開の時期を示さず、業界に不安が広がる。

※記事の画像はイメージです

日中経済対話で何が話し合われたのか
1. 日中ハイレベル経済対話で輸入規制が議題。
2. 日本は水産物輸入再開を要請、中国は時期示さず。
3. 邦人拘束や重要鉱物輸出管理への懸念も伝達。

日中両政府は、閣僚級の経済対話を東京都内で開催し、日本産水産物の輸入規制が主要議題となりました。日本側は輸入再開を求めましたが、中国側は具体的な再開時期を示しませんでした。両国は輸入再開に向けた協議を進めることで一致しました。

また、岩屋外相は日本産牛肉の輸入再開や精米の輸入拡大も求めました。さらに、中国での邦人拘束や反スパイ法による活動萎縮についても懸念を伝え、邦人の早期解放と安全確保を求めました。重要鉱物の輸出管理についても懸念が示されました。

外相会談では、東シナ海情勢や中国軍の活動についても深刻な懸念が伝えられました。
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