政治資金の住所記載、なぜ誤りが生じたのか
1. 阿部俊子文科相が政治団体に5万円寄付。
2. 住所欄に議員会館の所在地を記載。
3. 規正法の虚偽記入の恐れがある。
阿部俊子文部科学相が2022年に女性の社会進出を促す政治団体に5万円を寄付した際、住所欄に自宅ではなく議員会館の所在地を記載していたことが判明しました。
このような不正確な記載は、鈴木馨祐法相らによる自民党の政治資金団体への寄付でも見られ、政治資金収支報告書のずさんな記載が横行している可能性があります。
政治資金規正法では、寄付者の氏名や住所を正確に記載することが求められており、虚偽記入に当たる恐れがあります。政治団体の会計責任者は、住所記載の重要性を知らず、会員登録されていた場所を記入したと釈明しました。
阿部氏の事務所は、指摘を受けて団体側に自宅住所を伝えたと説明しています。