検査結果の放置で人工肛門に、病院が謝罪。驚きの事態とは?

検査結果の放置で人工肛門に、病院が謝罪。驚きの事態とは?

※記事の画像はイメージです

医療事故はなぜ防げなかったのか
1. 仙台市立病院でCT検査結果が引き継がれず放置。
2. 女性患者が人工肛門をつける事態に。
3. 病院は謝罪し、再発防止策を講じる。

2023年1月、仙台市立病院で90代女性が貧血で入院し、CT検査で大腸がんの疑いが指摘されましたが、報告書が消化器内科で確認されず、女性は退院しました。

2024年4月、女性は腸閉そくの疑いで再入院し、人工肛門をつける緊急手術を受けました。この際、報告書が確認されていなかったことが判明しました。早期治療で人工肛門を避けられた可能性がありました。

病院は女性と家族に謝罪し、示談が成立しました。院内の申し送り不足が原因で、病院は電子カルテのシステム改修を行い、再発防止に努めるとしています。
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