尼僧が性被害を告発、僧侶が免職処分に。衝撃の事態が明らかに。

尼僧が性被害を告発、僧侶が免職処分に。衝撃の事態が明らかに。

※記事の画像はイメージです

天台宗の性暴力問題、僧侶の処分はどうなるのか
1. 天台宗の尼僧が性暴力を訴え、僧侶2人の処分を求める。
2. 審理局は60代僧侶を罷免、80代大僧正は処分なしと判断。
3. 審判は書面のみで行われ、不服申し立て期間がある。

天台宗の尼僧である叡敦さんが、性暴力を受けたとして、加害に関わったとされる男性僧侶2人の僧籍剥奪を求めています。

審理局は、直接加害を行ったとされる60代の僧侶を住職から罷免する一方、加害を助長したとされる80代の大僧正については処分を行わないと判断しました。審理は書面のみで行われ、叡敦さん側は一度も呼ばれることがありませんでした。

天台宗は処分が出たことを認めていますが、不服申し立て期間中のため詳細は明かしていません。申し立て期間は結果通知から20日間です。

叡敦さんによれば、60代住職は2009年から約14年間にわたり性暴力を繰り返し、大僧正は叡敦さんの親族でありながら助けを求めても応じなかったとされています。
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