日本の防衛費増額、どう進めるべきか
1. 日米防衛相会談で日本の防衛費増額要求はなかった。
2. 日本政府は防衛費増額の財源確保に課題を抱える。
3. 米国からの増額圧力が将来的に高まる可能性がある。
日米防衛相会談で、日本の防衛費増額について具体的な要求はなかったが、将来的な増額圧力の可能性は残る。
日本政府は防衛力強化のため、2022年に防衛費の大幅増額を表明し、財源確保に向けた計画を進めている。しかし、所得税増税の開始時期が先送りされるなど、財源確保には課題がある。
中国の軍事的威圧が強まる中、米国からの圧力を受ける前に、財源確保の議論を進める必要がある。