岸田文雄前首相の訪問は脱炭素推進にどう影響するのか
1. 岸田文雄前首相がインドネシアとマレーシアを訪問予定。
2. AZECの推進と脱炭素技術のアジア進出を図る。
3. 萩生田光一氏や小泉進次郎氏が同行予定。
自民党の岸田文雄前首相は、5月上旬にインドネシアとマレーシアを訪問する予定です。訪問の目的は、東南アジアとの脱炭素連携枠組み「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」の推進であり、各国の首脳級要人と会談し、連携強化を図ることです。
また、水素やアンモニアなどの脱炭素技術を持つ産業界のアジア進出を後押しする狙いもあります。岸田氏は首相退任後、AZECを推進する議員連盟を設立し、最高顧問に就任しました。
訪問には、議連メンバーの萩生田光一元経済産業相や小泉進次郎元環境相が同行する予定です。インドネシアでは「東アジア・ASEAN経済研究センター」の視察も計画されています。