大規模山林火災、どのようにして鎮火したのか
1. 大船渡市で大規模山林火災が発生し、鎮火が宣言された。
2. 焼失面積は市全体の9%で、平成以降最大の林野火災となった。
3. 最大で市民約4600人に避難指示が出され、被害が広範囲に及んだ。
岩手県大船渡市で発生した大規模山林火災は、発生から41日目に鎮火が宣言されました。焼失面積は市全体の9%にあたる約2900ヘクタールで、平成以降の国内の林野火災で最大規模となりました。
この火災により1人が亡くなり、建物被害は221棟に上りました。火災は2月26日に漁港付近から発生し、少雨による乾燥や強風で急速に燃え広がりました。
自衛隊や15都道県のヘリが消火に当たり、3月9日に延焼の危険性がないと判断されましたが、最大で市民約4600人に避難指示が出され、約200人が避難生活を余儀なくされました。