政府が基礎年金の底上げ案を修正検討中、生活支援に新たな動き。

政府が基礎年金の底上げ案を修正検討中、生活支援に新たな動き。

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年金制度改革、どう進むのか
1. 政府が年金制度改革法案の修正を検討中。
2. 基礎年金底上げ案の提出時期が議論中。
3. 厚生年金受給額が一時的に減少する可能性。

政府は年金制度改革法案の修正を検討しており、厚生年金の積立金を活用して基礎年金を底上げする案を調整中です。当初案では厚生年金の受給額が一時的に減少するため、最終的な受給総額が減らないような措置を設ける方向で進めています。

自民、公明両党の理解を得た上で、今国会への提出を目指していますが、基礎年金底上げを切り離して臨時国会以降に後回しにする意見もあります。自民党内では参院選後への先送り論もあり、今国会への提出是非の結論は出ていません。

基礎年金底上げ案は就職氷河期世代などの低年金対策の一環で、厚生年金受給額が2040年度まで最大月7千円減ると見込まれ、野党から批判されています。
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