大阪万博の混雑緩和策はどうなるのか
1. 大阪万博の混雑緩和策として開場時間の繰り上げを検討。
2. テストランでの待ち時間問題が浮上し、改善が急務。
3. 来場者への事前呼びかけや紙の地図の設置を提案。
大阪府の吉村洋文知事は、大阪・関西万博の混雑緩和を目的に、開場時間を早める「アーリーゲートオープン」の導入を検討するよう求めました。開幕日には14万~15万人の来場が見込まれ、待ち時間の短縮が急務です。吉村知事は、紙の地図の必要性にも言及し、開幕を目前に控え、様々な改善策を提案しました。
4月4日から6日にかけて行われた「テストラン」では、最大で約4.7万人が来場し、入場ゲート付近で1時間以上待たされる来場者もいました。吉村知事は、予約したパビリオンの時間に間に合わないという声が届いていると述べ、開幕日にはさらに多くの来場者が予想されるため、入場ゲートの開場時間を早めるなどの対応を求めました。
また、ゲート混雑を避けるため、来場者に事前にQRコードを用意するよう呼びかけることや、会場内でトイレや救護所を把握できる紙の地図を設置することを提案しました。吉村知事は、テストランで見えた課題の解決に向けて、知恵を出し合うべきだと述べました。