半年ぶりに1ドルが143円台に!為替市場で何が起きているのか?

半年ぶりに1ドルが143円台に!為替市場で何が起きているのか?

※記事の画像はイメージです

貿易摩擦が円高を引き起こすのか
1. 円が安全資産として買われ、円高が進行。
2. トランプ政権が相互関税第2弾を発動。
3. 中国が報復関税を発表し、景気減速懸念が強まる。

ニューヨーク外国為替市場で円が安全資産として買われ、円相場は一時1ドル=143円台に上昇しました。これは、トランプ米政権が相互関税の第2弾を発動し、貿易摩擦が激化したためです。

特に、中国に対しては104%の関税が課され、中国も米国からの輸入品に対し84%の追加関税を発表しました。この報復関税の応酬により、世界的な景気減速への警戒感が強まり、リスク回避のための円買いが加速しました。

ユーロも対ドルで上昇し、対円では円高が進行しています。
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