兵庫県で新規採用者の46%が辞退、その背景とは？

1. 兵庫県の新規採用職員の辞退率が46％に達した。
2. 辞退率増加の背景に知事のパワハラ疑惑がある。
3. 適性検査導入も辞退の原因は不明とされる。

兵庫県では今年度、新規採用した総合事務職の職員150人のうち、69人が辞退し、辞退率が46％に達しました。昨年度の辞退率は25.5％であり、今年度は20ポイント以上の大幅な増加となっています。

この背景には、斎藤元彦知事によるパワハラ疑惑が影響していると考えられています。斎藤知事は記者会見で、県政を進めるための職場環境の整備を強調しましたが、具体的な対策については言及しませんでした。

今年度の採用では、民間で使われる適性検査を新たに導入し、早期に合格者を通知しましたが、結果として多くの辞退者が出ました。人事課は、他の自治体への流出を想定していたものの、辞退の具体的な原因は不明としています。