赤沢亮正氏はトランプ政権との交渉をどう進めるのか
1. 赤沢亮正氏がトランプ政権との関税交渉担当に指名。
2. 交渉の土俵は未定だが、議論に応じる姿勢。
3. 石破首相は省庁横断の対策タスクフォースを発表。
赤沢亮正経済再生担当相は、トランプ米政権との関税交渉担当に指名され、11日の閣議後記者会見で、交渉の土俵はまだ決まっていないが、非関税障壁や為替などの議題について議論に応じる姿勢を示しました。
赤沢氏は、交渉担当の重責を感じつつ、近く訪米し、米側の交渉相手であるベッセント財務長官と協議する予定です。信頼関係を築くために早期の顔合わせを強調し、交渉の見通しについては、まず交渉のテーブルに何を載せるかやスケジュール感を探ることが一般的だと述べました。
また、石破茂首相は、トランプ政権の高関税政策に対応するため、省庁横断の総合対策タスクフォースの共同議長に赤沢氏と林芳正官房長官を任命しました。