イスラエル首相が語る「勝利まで戦う」その真意とは？

1. ネタニヤフ首相はハマスへの圧力強化を指示。
2. ハマスは人質交換を望み、停戦提案を拒否。
3. アレクサンダーさんの解放を求める声が高まる。

イスラエルのネタニヤフ首相は、イスラム組織ハマスへの圧力を強化するよう軍に指示しました。ハマスは、パレスチナ自治区ガザでの戦争を終結させ、イスラエル人の人質全員とイスラエルに収監されているパレスチナ人を交換する包括的な取引を望んでいますが、イスラエルの暫定的な停戦提案を拒否しました。

ネタニヤフ氏はテレビ演説で、戦争には大きな代償が伴うとしつつ、イスラエルには「勝利するまで、われわれの存在のために戦い続ける以外に選択肢はない」と述べました。

ハマスは、イスラエルによる空爆で死亡したとされる米国市民でイスラエルの二重国籍兵士エダン・アレキサンダーさんの警護員の遺体を回収したと発表しましたが、アレクサンダーさんの消息は不明です。

米国務省はアレクサンダーさんの状況についてコメントを控えつつ、ハマスに対しアレクサンダーさんと残りの人質全員を直ちに解放するよう求めています。