時給5366円の秘密！成長シナリオがついに明らかに。

1. 経産省は2040年の成長シナリオを公表予定。
2. 国内投資を200兆円に増やし、GDPを1000兆円に。
3. 法人税改革を含む政策を骨太の方針に盛り込む。

経済産業省は2040年の成長シナリオを発表予定で、官民連携でデジタル化や経済安全保障に投資し、国内投資を現在の約2倍の200兆円に増やす計画です。これにより、名目GDPを1.8倍の約1000兆円に拡大することを目指しています。

国内投資200兆円を達成するためには、設備投資を年4％ペースで増やす必要があり、名目GDPは年3.1％増加し、2040年には最大975兆円に達する見込みです。ソフトウェアやロボットなどの省力化投資で生産性を向上させ、名目賃金は年3.3％増加し、1時間当たりの賃金は現在の2倍近い5366円に伸びると予測されています。

経産省は昨年からこのシナリオ作りに着手しており、22日に有識者会議で公表します。シナリオを基に、成長投資を後押しするための法人税改革などを、政府が6月に策定する「経済財政運営と改革の基本方針」に盛り込む予定です。