米国は円安是正を求めず、日米財務相会談で新たな展開が。

米国は円安是正を求めず、日米財務相会談で新たな展開が。

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日米財務相会談で為替問題はどう進展するのか
1. 加藤財務相とベセント米財務長官が会談した。
2. 円安ドル高是正の具体的要求はなかった。
3. 米関税措置の見直しを求めた。

加藤勝信財務相はワシントンでベセント米財務長官と会談し、米関税措置を巡る為替分野について協議しました。会談後、加藤氏は記者会見で、為替水準の目標や管理枠組みについての話はなく、米側から円安ドル高是正の具体的な要求はなかったと述べました。

日米両政府は今後も緊密に協議を続けることで一致しました。また、加藤氏は米関税措置について極めて遺憾であると伝え、見直しを求めました。

会談はIMF本部で約50分間行われ、為替レートは市場で決定されることや、過度な変動が経済に悪影響を与えるとの認識を再確認しました。
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