日中議連が中国共産党幹部と会談、その意図とは?

日中議連が中国共産党幹部と会談、その意図とは?

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日中関係の未来はどうなるのか
1. 森山氏は日本産水産物の輸入規制撤廃を要請。
2. 趙氏は関係当局での調整を説明。
3. パンダ貸与交渉の可能性に言及。

日中友好議員連盟の森山裕会長は、中国共産党序列3位の趙楽際・全国人民代表大会常務委員長と会談し、日本産水産物の輸入規制撤廃を要請しました。趙氏は関係当局での調整が進められていると説明しましたが、邦人拘束や東シナ海問題、レアアース輸出管理などの懸案について具体的な回答はありませんでした。

また、和歌山県で飼育されているジャイアントパンダ4頭の返還に伴い、新規の貸与を要請し、趙氏はパンダを「日中友好の使者」として交渉の可能性に言及しました。

さらに、趙氏はトランプ米政権の高関税政策に対する中国の立場を説明し、森山氏は経済大国としての責任を果たすよう求めました。
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