コメ価格の高騰、備蓄米の放出で解決するのか
1. 政府備蓄米の3回目入札で10万164トンが落札。
2. 平均落札価格は60キロ当たり2万302円。
3. コメ価格の高騰は続いている。
農林水産省は、政府備蓄米の3回目の入札で10万164トンが落札され、落札率は99.97%に達したと発表しました。平均落札価格は60キロ当たり2万302円で、前回の入札価格より420円下落しました。
今回の入札には6事業者が参加し、23年産米のみが対象となりました。備蓄米の放出が始まってから1カ月以上経過しましたが、全国のスーパーでのコメの平均価格は5キロ当たり4220円と16週連続で上昇しており、全体のコメ価格の高騰には歯止めがかかっていない状況です。