大手銀行の住宅ローン金利引き下げ、その背景は
1. 大手銀行5行が5月の住宅ローン金利を発表。
2. 固定期間10年の基準金利を全行で引き下げ。
3. 変動金利は5行ともに据え置き。
大手銀行5行は5月の住宅ローン金利を発表し、固定期間10年の基準金利を全行で引き下げました。これは、トランプ米政権の関税政策を背景に、日銀の追加利上げのタイミングが後ろ倒しになるとの見方から、長期金利が低下傾向にあったためです。
一方で、変動金利は5行ともに据え置かれました。具体的には、三菱UFJ銀行が年1.63%、三井住友銀行が1.80%、みずほ銀行が1.60%、三井住友信託銀行が1.865%、りそな銀行が2.055%となっています。