自民党は選択的夫婦別姓制度をどう扱うのか
1. 自民党は選択的夫婦別姓法案の提出を見送る方針。
2. 野党間で法案の足並みが揃わず、成立は困難。
3. 自民党内で意見が分かれ、参院選前の分断を避ける狙い。
自民党は選択的夫婦別姓制度に関する独自法案の提出を今国会で見送る方針を固めました。立憲民主党や国民民主党、日本維新の会がそれぞれ法案を提出する中、野党間での足並みが揃わず、法案成立は難しい状況です。
自民党内では制度導入に否定的な意見が多く、党内の意見集約が進んでいないため、参院選前に党内や支持者の分断を避ける狙いがあります。法改正には関連法との整合性が必要であり、拙速な法案提出は避けるべきとの意見もあります。
石破茂首相は問題の先延ばしを良しとせず、公明党は政府提出法案による導入を求めています。