ロシアとウクライナの交渉、停戦は実現するのか
1. ロシアとウクライナの直接交渉が3年ぶりに実施。2. ロシアは強硬な態度で停戦交渉を引き延ばす。3. ウクライナは首脳会議を求めるが実現は困難。
ロシアとウクライナの約3年ぶりの直接交渉が16日にトルコで行われたが、停戦に向けた具体的な成果は得られなかった。
ロシア側は強硬な態度を示し、ウクライナ東部と南部4州からの軍撤退を要求。ウクライナ側はこれを受け入れられず、交渉は難航している。
ロシアは交渉を引き延ばし、自国の要求を通そうとしている。ウクライナはゼレンスキー大統領とプーチン大統領の首脳会議を求める方針だが、実現の可能性は低いとみられる。
ロシア側の威嚇的な態度に対し、ウクライナは冷静さを保っている。